第782回例会は11月11日(日)雲一つない快晴の下、
静岡てんかん・神経医療センターで「花壇」の手入れを行いました。
てんかんセンターとの関わりは4年前にてんかんセンターが
「てんかん」に対する理解を一般の人に深めてもらおうと始めた活動を
お手伝いしたことが発端です。
「てんかん」をもつ人は、100人に1人、年配になっても発症する
珍しい病気ではありませんが、なかなか人に打ち明けられない悩みを
もっている人が多くいます。
2008年3月26日カナダの一少女の声からカナダのてんかん協会が
この日をパープルデーと定めたのがきかけで、世界中の人たちが
関心をもつようになりました。
日本でも当初静岡、東京、名古屋、大阪の4か所で行った
「てんかん啓発運動」ですが今では全国的に活動の輪が広がっています。
毎年3月26日には各地で「てんかん啓発」の活動が行われています。
けやきLCもこの日は青葉シンボルロードでラベンダーを配っています。
「てんかん」のシンボルカラーがパープル、紫です。シンボルフラワーが
ラベンダーです。
けやきLCがラベンダーを静岡てんかんセンターの花壇に植えることになってから
今年で3年目になります。
いつも静岡グリーンバンクの助成金を頂いて行っている事業ですが、
今年はホームセンターのジャンボエンチョー清水店が
「緑化推進活動を行っている団体にチューリップの球根を提供させて頂きます。」
という情報をキャッチ、早速申請をしてチューリップの球根を
350個頂きました。
最近、「企業の社会貢献あるいは地域とのつながり」ということを聞きますが、
ジャンボエンチョーに敬意をはらうしだいです。
チューリップ350個のほかにラベンダー、オリーブ、ウインターコスモス、
アメジストセイジなど150本を植えました。
静岡新聞もこの奉仕活動に関心を示し取材にきてくれました。
草取りから始まって土の耕し、肥料の配合、花植えと
なかなかハードな作業で、良い汗をかきました。
1年後にきれいな花が咲くのが楽しみです。
病院の外に出ることのできない患者さんや診察に訪れたご家族、
また病院で働く皆さんの心を和ませ
将来はてんかん啓発のシンボルフラワーのラベンダーを楽しめる名所として、
多くの人が訪れ交流できる場所になってほしいと考えています。
昼食はセンター内のレストランで取りました。
労働の後の食事はとっても美味しかった。
さっきまで「団子より花。」と頑張ったのに、
やはり「花より団子」のようです。
記事・写真:広報委員長 斉藤攻