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第787回「静岡大空襲」講演例会

小川孝太郎様をお招きし「静岡大空襲」の
ご講演をして頂きました。

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開会宣言を剱持Lが行いました。
奥様がインフルエンザでダウン、
毎日家事が忙しい、
主婦の仕事の大変さを痛感している
とお話しがありました。

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会長より「長期間、雨が降らなくて安倍川には
水が無くなってしまいました。
空気が乾燥して火災も多発しています。
又インフルエンザも流行っています。
手洗い、うがいを励行してください。」
と挨拶がありました。

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そして山形Lに「100周年記念会員増強賞」が
贈られました。

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続いて1000ドル献金プログレスMJFピンが
1000ドル寄付を行った宮澤Lに渡されました。

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次に服部幹事より
「今年も市役所ドームのパープルデー点灯式を
2月12日(火)17:30より行います。
予定に入れておいてください。」と報告がありました。

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そして小川様の講演会に入りました。
今回の例会担当は広報・渉外委員会です。
委員長の私、斉藤が講師の紹介をさせて頂きました。

小川様は市内葵区駒形通りにお住まいで
今年88才になります。
15歳の多感な時に目の当りにした
静岡大空襲について
小学生、中学生、PTAの皆様に
証人としてお話をされています。

今回静岡大空襲のお話をして頂こうと思ったきっかけは、
昨年秋に妻と吉祥寺を散策しました。
食品のお店があったので覗いたところ
ハーシーズのチョコレートが置いてありました。
大きな分厚い板チョコです。
私が4~5才の時に現在の付属中学のあたりに
アメリカの進駐軍がいました。
アメリカ兵がジープに日本人のお姉さんを乗せて
颯爽とやってくるんです。
一緒にいたガキ大将が
“Give me chcolate”って
言ってみろというんです。
その通りに言いました。
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その時アメリカ兵がくれたのがこのハーシーズの板チョコです。
初めて口にしたチョコレートはほんとうに美味しかった。

あの頃のことが急に懐かしくなり、家に帰ってからNetで調べました。
いろいろ検索した結果、静岡大空襲に行き着きました。
そこにあった小川様のコメントに心を打たれました。
体験した人から直接お話を聞きたい。
そんな思いから小川様にお願いすることになりました。
小川様のお話は戦争の恐ろしさ悲惨さを伝えるものでした。
「昭和20年6月19日~20日にかけて悲劇は起こりました。
今の日銀の交差点を中心に東から西へB29が
焼夷弾を容赦なく落として行きました。
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まるで仕掛け花火のようです。
日本の家屋はほとんど木造なので一瞬にして
静岡市内が火の海になってしまいました。
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逃げ惑う人々、やけどをして防火用水に飛び込む人、
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死んだ赤ん坊を背負って逃げる母親、
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道端には真っ黒焦げに焼けた遺体、異臭、正しく地獄です。
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2,000人以上の方が犠牲になり
24,000戸以上の家屋が焼失しました。
2度と戦争を起こしてはいけない。これだけはお願いしたい。」
小川様は今日の平和と繁栄は戦争で犠牲になった人達が
礎になっていることを教えてくれました。
私達が平和への誓を後世に伝えなければならないと強く感じました。
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TTタイムでは加藤Lが誕生祝と結婚祝いの
両方をもらいました。おめでとうございます。

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閉会宣言を増田Lが行い閉会です。

記事・写真:広報委員長 斉藤攻